森田美勇人退所餞別 『超豪華!!最初で最後の大同窓会!ジャニオタ(元含む)はてなダイアラー祭り』 エピソード7(Rさん)

【企画の説明を未読のかたは、先にエピソード0をご覧ください。こちら→

 

本日はようこそ、森田美勇人退所餞別 はてなダイアラー祭りにお越しくださいました。

 

このエントリ寄稿者は、Rさんです。

 

彼女のSnowMan阿部くんに対するファンとしてのスタンスは、本当に献身的でいつもすごいなぁと感心しながら、Rさんと阿部くんひっくるめて見守っています。とても冷静で分析力にすぐれたひとなので、そういうひとに感情の熱が上乗せされるとこういうことになるんだな…!と若干の恐れも伴いつつ(笑)良い意味で驚かされることばかりです。美勇人に対する自分の思考を1伝えるだけで10理解してくれる彼女が友人としていつも隣にいてくれることに、わたしがどれだけ救われてきたかわかりません。

 

ダイアラーとしては彼女の元担さんの時代に出会っているのですが、最初にダを読んだ印象は「ここにも良い感じに頭のおかしい逸材がいた!」でした。ってことを、ここに書いたら怒られるような気がしなくもないですが、最初に褒めたので許してください。怒られついでに書きますが、初めて会った日のこともよく覚えていて、「こんな正統派美人が、あんなダイアリー書いてるって最高だな!」と思いました。今でも顔が好きよ^^

 

それではお待たせ致しました。Rさんのお言葉をお楽しみください。

この度は本当に、ありがとうございました。

 

* * * * *

 

初めまして、こんにちは。

SnowMan阿部くんのファンのRと申します。アクセスいただきありがとうございます。

 

hinacoさん主催のお祭りにご招待いただきまして、「数々の有名ブロガーさんの中に、果たして私が混ざって良いものか」と今も手汗が止まりませんが、森田くんに対して私自身が抱いた感情を言葉にして紡ぐことで、祭りの神輿の賑やかし程度にでもなれたらいいなと思っている次第です。

 

hinacoさんとのお付き合いは、年が明けたら丸10年。これ、打っていて正直自分でもびっくりします(笑)

同時に「私がhinacoさんを通して見てきた森田くんの記憶」も10年分あるはずですが、古いものであればあるほど、私よりも詳しい方がたくさんの素敵な文章を寄せていらっしゃると思いますので、今回は現役Jr.担であることを最大限に生かし、比較的最近の記憶にスポットを。

 


2018年 JOHNNY’S Happy New Year Island Act.2 Scene.6「夜空ノムコウ


森田くんのダンスが上手であることは、たぶんみんなが知っていることで。ステージ上も、客席も、振付師さんも含めて、みんな。

長い手足、ぶれない体幹、手首のニュアンス、信じられないくらい曲がる関節。

広い会場で遠目にシルエットしか見えなくても、「なんか上手い人いるなあ」と思うと案の定森田くんじゃん、ということはよくあった。

 

なのでこの曲で、目に入ってきたのは偶然だったのか、もしくは必然だったのか。

 

視線が囚われて双眼鏡を持つ手が震える。

 

本能的に危ないと感じて思わず身構える。

 

この人を見ていたら、わけのわからない闇に引きずり込まれる、そんな予感に襲われて、心底ゾッとした。割と脳みそがグラグラっとしたし、なんなら軽い目眩までしたような気もする。

 

 

ハピアイの振付師さんは、今や各地で役員として名を連ねるようなすごい方々が集められていて、夜空ノムコウは前田清実先生が振り付けのコンテンポラリーダンスだった。(もうこの時点でわくわくする方が、兼ヲタの皆さんの中にはたくさんいらっしゃると思う)

ペアダンスやサビ、導線はある程度決まっていたように思うけれど、結構個人の裁量で自由にできる部分も多いような気がしていて、そのフリー部分に関して森田くんは圧倒的な異次元にいた。

 

表情だけでなく身体を包み込むオーラが、もはや人じゃない。

 

寂しいとか、つらいとか、虚無とか、そういうマイナスの感情が波みたいに何度も押し寄せてきては飲まれる、そんな感覚。

 

帝劇の二階でゾワゾワする寒気に襲われながら、ジャニーズの舞台を見るなんてそうそう経験するものではないから、一曲見終わってしばらくは、体力を消耗したのと緊張が解けたのでぐったりしてしまった。

 

 

 

「人間には肉体は一つしかなくて、経験できる人生も自分のものただ一つだけれど、舞台や映画を見ること、実際に演じること、インプットとアウトプットを繰り返して自分以外の誰かの人生を追体験することで、表現力は飛躍的に伸びる」と私は思っていて、当然にそれは年を重ねるごとに深みを増していくはずのものであって。

 

この時のことを思い返すと、どうしたって「また」とか「次」とか期待してしまうのは、外野と言えども許して欲しい…。(というか、これどうして映像に残っていないんですかね?)(大々的に撮ってましたよね?)

 

 

センスや才能に上積みされた表現力の武器を携えて、この先どうやって戦っていくのか非常に楽しみに思っているし、贅沢を言えばその先を見ていきたいし、応援もさせてほしい。

 

この選択で正しかったでしょ?と笑って前を見ていてほしい。

 

だからどうか、これから彼が進む未来には、心を込めて祝福を。

 

 

13年6ヶ月、おつかれさまでした。

またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。