森田美勇人退所餞別 『超豪華!!最初で最後の大同窓会!ジャニオタ(元含む)はてなダイアラー祭り』 エピソード8(Nさん)

【企画の説明を未読のかたは、先にエピソード0をご覧ください。こちら→

 

本日はようこそ、森田美勇人退所餞別 はてなダイアラー祭りにお越しくださいました。

 

このエントリ寄稿者は、Nさんです。

 

わたしにとってNさんは、実は5~6年くらい前までは一番ミステリアスな人でした。これを読んで「えええ!?」って言ってる姿が今では容易に想像できるけど(笑)。もちろんそれ以前、エイト担時代のはてダからずっと読んでいたけど、ここに書かれている文章は、Nさんの中のどの辺りまでなのだろうと不思議に思う気持ちが自分の中にありました。いや、他人のことなんてわからなくて当然なんだけど、そういう中でも断トツでわたしにとっては掴みどころのない人だったのです。

 

だから5~6年前に居住地が近くなったとき、会いましょうと言ってくれたのがすっっごく嬉しかったのですよ。わたしに興味ないと思ってたから(言い方 笑)。その時に持参した別ジャンルの雑誌を見せたところ、Yさん同様坂道転げ落ちるように加速して、気づいたら即ひとりで初観劇もすませていました。そのときに、あぁそうかこういう人なんだ!と文章と本体が繋がった気がします(笑)わかってしまえば単純で、常に全方位への愛がたくさん心に溢れたひとだから、大きすぎる愛情をわたしが読み取れていなかっただけ。Nさんの持つその素敵な愛を、今回はわたしにも分け与えて頂き嬉しいかぎりなのです。

 

それではお待たせ致しました。Nさんのお言葉をお楽しみください。

この度は本当に、ありがとうございました。

 

* * * * *

 

hinacoさんの最後のエントリを読んで、即座に彼女がジャニヲタとしての最後の大階段を降りてご挨拶している姿が浮かびました。

ならば私は同期としてお花を渡す気持ちで言葉を綴ってみようかなと思います(なんの同期だろう?笑)。

 


美勇人はずっとジャニーズにいるものだと、なんとなく思っていました。

大抵のJr.に対しては「あの子はデビューするかもなー」とか「いつかは進路を決める日も来るのかなー」なんて無責任に思うのですが、なぜだか美勇人はデビュー云々に関わらず、ずっとジャニーズでいるような気がしていたんです。

根拠はありません。小さい頃から知っていたからかな?でもそれだけでもないような。

長く在籍していてフロントに立つような子にも「いつまで見ていられるのかな」とかよぎることはあります。美勇人にはそれがなくて、きっとジャニーズにいるのがすごく自然なんだと無意識に感じていたのかもしれません。

 

最初に美勇人を知ったのはたぶん3誌でだったはず。何かの動物に似てるなとか思ってました。エイト担だった頃だと思います。そう、あのヨコソロ(東京だけだけど)に私もいました!懐かしい!

担当の初関所越えに立ち会ったhinacoさんのエントリをすごくドキドキしながら読んだのを覚えています。Jr.担の醍醐味を見せつけられたようで興奮しました。あのエントリ大好きです(告白)。

 

どうしても知った時…というか一番見ていた頃の印象が強く残るので、私が美勇人の姿を想像する時は小~中学生の姿です。パッと思い出すパフォーマンスもその頃のものが多いです。少クラのとある曲ですのーまんに混ざってバックについた美勇人、一番小さいのに*1すごく存在感があって。

もともとやりおるのは知っていたけど、小さいのに信頼の置ける存在に育ってるんだなあと、他担ながらに拍手を送ったのを覚えています。今もその時の気持ちは思い出せますね。

 

そんなかっこいい美勇人も、パフォーマンス中以外は別人みたいだなーって思ってました。歌い踊っていない時の小さい美勇人は軟体動物みたいなイメージがあって(ごめん…)、それがステージに立つといきなり脊椎が現れて!みたいな…?今思うとそんな感じです。

なんだか当時はなんとも思っていなかったことをこうして振り返ると、オタクの萌えと向き合っている気がしてゾクゾクしてきましたよ。

そのあと私は美勇人とあんまり関わりのないJr.に降りてしまったので、気づいたら大きくなっていたなという印象です。でも元担と同じお仕事だったPZ10ってまだ14歳だったんですね…。

 

ここ数年はジャニオタと自称するのも憚られるくらいのライトファンになってしまったので、たまに深夜のJr.番組での残念な(笑)姿を見かけて「あっこういう感じに育ったのか…」とか謎の目線で見守る程度でした。

だから今年の美勇人やLove-tuneの活動状況なんてまったく知りませんで、夏にhinacoさんとご飯した際にやっと彼らの置かれた状況を把握した次第です。外野は呑気なものです。きっとファンの方が苦しく焦れったい思いを抱えていたであろう時期でも、私は「それでも美勇人がいなくなることはないだろう」となんとなーーく思っていました。

 

しかしつい先日、ジャニではない他のジャンルのパフォーマンスを観ている最中にふと「あ、そうか。辞めてしまう彼らはアイドルではなくなるかもしれないんだ」と閃いてしまってからはちょっと焦りを覚え始めました。

 

「アイドルじゃなくなる」これは私にも打撃のある言葉です。

 

人によってアイドルの定義は違うと思いますが、少なくとも職業としてのアイドルを続ける可能性は低くなるよね、と。

そりゃよく考えなくてもジャニオタにとって自担がジャニーズじゃなくなるというのは一大事ですよね。特に「降りて」好きになった人はジャニーズであることに大変な意味があるはずです。

私も辞めてしまった元担たち──一般人に戻った人もいますし表舞台で活躍している人もいますが──を、事務所にいた頃と同じ情熱では追いかけられません(いや一般人をそんな情熱で追いかけてたらあれですけども…)。

 

今の私にも一応自担と呼んでいる人がいます。でも他のジャンルにも推しや贔屓がそれぞれいて、アイドルではないけれどその姿と生き様を愛しています。

所属や表現の場が違っても、人に惚れたら結局同じようにオタクになってしまいます。

でもやっぱり自担の「アイドルです!!!」ってプライドをめちゃくちゃに浴びて泣きたい気持ちはなくなりません。だからそれを考えると、自担がアイドルでなくなるって、すごく不安です。

 

私はそうだけど、自担が退所したあとの身の振り方は本当に人それぞれですよね

 

hinacoさんは「ジャニオタではなくなる」道をもうきっぱりと宣言しています。

美勇人担になってから退所までの月日、彼女がどんなスタンスで、どんな想いを寄せてきたか、美勇人に何を見てきたか、それが表れた選択だなあと思いました。

すべてを見てきたわけじゃない身で生意気に言いますけど「きっとその選択にたどり着いたよね」と私はすんなり納得できます。

 

 

最初に美勇人はジャニーズにいるのが自然だと思っていたと言ったけれど、じゃあジャニーズじゃない美勇人も美勇人のいないジャニーズも不自然かって言われると、意外とそうでもないかも…?

 

もしかしたらどこにいても美勇人は自然なのかもしれないね。

ジャニーズじゃない美勇人を見たことがないのでわからないけども…。

きっとそれはhinacoさんの望んだ「個で立てる」力で私たちを安心させてくれてる結果じゃないかなと思います。

 

次に見る姿がどんな姿かわからないけど、愛せる生き様であってほしいよね。

 

 

 

 

なんか最初はかしこまって書こうとしてたけどやっぱりだんだん調子乗って砕けてきちゃった!私の癖です!

 

思いついたことそのまま投げて投げっぱなしになってるし、お花渡しのブーケみたいには全然綺麗にまとまらなかったけど、よかったら受け取ってください。

 

人様の目に触れるものだから人前で言えることだけ書いたよ(笑)。

あとは、フェアウェル終わってから話そうか。

 

 

 

*1:一希ちゃんより小さかったよね!?と思って身長推移表を確認しました。役に立ちましたありがとう!